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就職への道(公務員編)

公務員編・・・・・(平成22年度卒宇高雄大)

公務員を目指した理由

私が就職先として公務員を意識し始めたのは大学院1年生の10月頃だったと思います。土木の就職先として大きく分けると、ゼネコン、建設コンサルタント、公務員等が挙げられます。土木業務を行うにあたって図-1に示すように、計画から維持管理までとその仕事の幅広さから私は公務員を志望しました。特に計画段階から業務に関われるのは魅力的でした。

内々定まで行ったこと

志望する自治体にもよりますが、公務員が民間企業の就職活動と大きく異なるのは、SPIなどに似た基礎能力を問う教養試験、土木の専門知識を問う専門試験、小論文、この3つの筆記試験を行い、合格しなければ面接を受けることができないことです。私は筆記試験の準備を本格的に始めたのは試験の約5ヶ月前からで、教養試験、専門試験ともに幅広い分野から出題されます。全ての分野で満点を取る必要はないので的を絞って勉強することが重要です。参考として私の勉強方法と使用した参考書を表-1、2に示します。小論文ではその自治体が取り組んでいることや、現在社会で問題になっていることが題になることが多いので、受験する自治体のHP等を見て事前に題をいくつか用意し、それについて解答を作成することを行いました。勉強手段として予備校に通う人もいますが、独学だからといって不利になることはありません。私は独学で勉強しました。私の周りでは通う人と通わない人で半々くらいでしたが、予備校に通った人の方が合格率が高いということもありませんでした。筆記試験に合格すると、次に面接です。筆記試験に合格しても、気を抜かずに面接対策をすることが大事です。むしろやっとスタート地点に立ったと思うくらいが良いと思います。
面接の対策としては就職課を利用するのも良いと思いますし、知り合いに模擬面接をしてもらっても良いと思います。答えることを暗記していても、いざ面接になると話せないということもありますし、面接慣れしておくことは重要だと思います。面接ではエントリーシートを中心に質問されるのでエントリーシートは確実に仕上げる必要があると思います。私はなぜ公務員を選んだのか、公務員の中でもその自治体を選んだ理由、今まで力を入れて取り組んだことなどを、面接でも矛盾なく答えられるよう意識して作成しました。

最後に

公務員を目指すのにあたって、不安に感じたことは筆記試験と、内々定の発表が民間企業と比べて遅いことです。私は同じ公務員を目指す友人にライバル意識を持つことで、モチベーションを保つことが出来ました。また、ずっと集中することはできないので、気分転換によく飲みに行ったりして不安を解消するようにしました。民間、公務員関係なく就職活動は常に不安があると思います。そういうときは何でもいいのでストレスや不安を解消できる趣味や話し相手がいると落ち着くと思います。あまり根を詰めすぎずがんばることが大事だと思います。

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