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就職への道(コンサル編)

コンサルタント編・・・・・(修士2年山極政行)

なぜ建設コンサルタントを選んだのか

私は橋の設計業務に携わりたいと思い、建設コンサルタント業界を志望しました。大学の授業の中で「構造力学」の授業が最も興味深く、構造安全工学研究室に入りました。そして某建設コンサルタント会社のインターンシップに参加した時、建設コンサルタントが最適を考える能力が必要である「自分に向いている仕事」であり、大きな土木構造物の設計を行う「やりがいある仕事」かつ、問題に対して解決策を提案する「カッコイイ仕事」と思い、将来はこの業界で働きたいと思いました。

どんな勉強・努力をしたか

建設コンサルタントに求められるのは、専門知識と幅広い知識を兼ねそろえた人間、いわゆるT型人間だと思います。そのため私は、研究を通して橋の専門的な知識を、授業を通して土木一般である地盤工学・水理学・コンクリート工学・計画学などの知識を学ぶよう心がけました。都市工学科の勉強は机上の空論ではなく、常に実務を見据えた実践学問を言えます。ですので、面接でよく聞かれる「実務ではこうゆうことが問題視されているけど、どう思う?」という質問に答えやすいと思います。
またコンサルタント業では、お客様に対してプレゼンテーションなどを通して説明したり、各専門家たちと議論を重ねたり、といったことがあります。そこで私はいろいろな人たちとコミュニケーションを図ることで、能力を磨きました。幸い都市工学科には、先生でも先輩でも気兼ねなく意見を交わせる雰囲気があり、私が就職活動をしていた時は、食堂前のベンチで生徒5・6人が就職活動について話をしていたら都市工学科の教授がまるで友人かのように入ってきてそのまま話に加わる(笑)なんて光景をよく見ました。これは都市工学科の魅力だと思います。 

将来どんな活躍がしたいか

将来は橋梁設計時において、構造の安全のみではなく、川の流れ・周辺地盤への影響・経済性・環境性・デザイン・施工性等を視野に入れて検討できるエンジニアになりたいと思っています。また、自分が設計した橋が完成したら、その上を人や車が通るのをみて、大きな達成感を感じたいと思います。

後輩へのメッセージ

私は大手建設コンサルタントに内定をいただくことができました。自分の勝因は、決して勉強のみに偏らず、様々な人と遊び、いろんな人の意見を聞き、感性を磨いたことだと思います。しかし就職活動は、人それぞれスタイルが違いますし、受ける会社によっても正しいやりかたは違うと思います。ですので、後輩のみなさんもそれぞれ自分なりのスタイルで、正しいと思う就職活動をして、満足のいく結果を残してくれればと思います。

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