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科目概要

社会人のための大学院コース

01建設プロジェクトマネジメント特論

海外建設プロジェクトの遂行に必要なマネジメント技術並びに、国内の国際化に向けて必要となってくる実践的マネジメント技術を学ぶ。

02国際建設マネジメント特論

国内プロジェクトの実態と比較しながら、国際建設プロジェクトの遂行に必要なマネジメント技術の論理を学ぶ。ODAの実態、国際建設市場の動向、WTO対応、市場開放問題、プロジェクト組織論、契約論等からなる。

03国際建設契約管理特論

国際協力銀行の依頼により日本工営(株)と国内大学が作成した教育システムを用いた講義。ODA調達ガイドライン、FIDIC国際建設契約約款の各条項、入札・評価システム、契約紛争等を学ぶ。

04建設プロジェクトマネジメントシステム特論

PMBOKを基盤にし、PMソフトウエア(MS Project)を活用したスケジュール管理、コスト管理、生産性管理の実践技術を学ぶ。(演習を含む)

05社会基盤情報マネジメント特論

本科目は様々な社会基盤に関連する情報を「空間情報工学」を通して学習し、社会に存在する課題を空間情報に基づいて把握し、空間情報をそれらの課題を解決する手段として活用できるようにするための講義である。社会に存在する様々な課題や空間情報を通して把握・解決するためには、地球スケールから都市・建物・人スケールまでの実空間の情報を高精度かつ多面的に観測し、解析することが重要である。そこで本講義では、空間情報の様々な計測手法やデータに関する知識、またデータ解析に関する知識を習得し、さらに、それらを社会に存在する具体的な課題解決に活用していくための手法を習得することを主な目的とする。

06ITプロジェクトマネジメント特論

情報システムの企画・設計・開発・運営に至るプロジェクトマネジメントの知識と技術を学ぶ。さらに、各自が社会基盤整備関連産業における情報システムのプロジェクトを立案して、プロジェクトマネジメント計画の発表と議論を行うことで実践的な力を身につける。

07リスクマネジメント特論

都市インフラの災害リスク照査と防災対策を講じるために、主に地震外乱を想定して以下の内容を学ぶ。

  • 災害の持つ不確定性について分析するための確率論。
  • 都市インフラのリスク照査に関する技法。
  • ファイナンス理論を援用した防災投資の基礎理論・講義内容に即した事例解析を通して、実問題に対処できる能力。

08契約責任の基礎/建設紛争の構造特論

民法の基礎知識、公共工事標準請負契約約款の内容および過去の裁判事例を通じて、契約解釈のポイント、技術者が自覚すべき法的責任の構造、そして紛争における攻撃防御方法を理解し、紛争への対応や予防の知識を得る。

09PPP/PFI特論

民間参加型公共事業方式であるPFI(Private Finance Initiative)およびPPP(Public Private Partnerships)に関しての基本的な理解とその事業形成に携わる際に必要な基本的な素養を習得することを目的とする。講義内奥はPFI/PPPに関わる理論的背景、制度、技術的分析、財務分析、ファイナンス等の基本的考え方に加えて、いくつかの事業実例紹介を含む。

10国際コンサルティングエンジニアリング特論

開発コンサルタントが国際プロジェクトをどのように具体化しているのか、それから、プロジェクト実施時のマネジメントに関する要点と方法を実プロジェクトの経験を例に学ぶ。特に契約方式、品質及び工程のマネジメントの理解は、社会基盤マネジメントを実施する上で大変重要である。本講義ではODA事業やPPP事業をはじめとした事例を通じて、その基礎から応用までを学ぶ。

11BIMを基盤とした建設マネジメント特論

近年国内外で導入されているBIM(Building Information Modeling)を用いた建設プロジェクトのマネジメントを学ぶ。講義では、実際にBIMデータを作成し、これを用いた仮想施工(Virtual Construction)による施工計画の最適化ならびに安全管理、コスト管理、スケジュール管理などの演習を行う。

12労働安全衛生特論

本講義では、各種インフラ事業において第一線で活躍されてきた技術者および研究者の講演ならびに討議を行う。今年度は、「令和3年度厚生労働省委託事業」にて開発された労働安全衛生のテキストをベースに、テキスト開発を主導した方を講師に招き、建設現場の労働災害について、その実態、発生原因、効果的な労働災害防止対策、設計段階での労働災害防止対策のイメージなどを解説する。
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